Tag Archive for 松島徹

テニスにおける成功条件!?

松島徹氏が運営されている「kids-tennis.com」は、私個人としては、常に確認する数少ないブログです。選手の立場、コーチの立場、そして親の立場を独自の視点で鋭く指摘している数少ないブログだと考えているから。全てを取り上げていったきりが無いような気もしますが。

昨日公開された投稿記事、「kids-tennis.com::大成条件」もかなりインパクトがありますので、重要な内容を引用しておきましょう。

さて昨日のナダル君の番組の反応から。
テニス選手として大成するには色んな条件が揃っていないと難しいわけですが、ざっと整理すると以下のようなことがいえるでしょう。逆に言えば、ナダル君のようにどんな田舎でもこの条件さえ揃えば可能性はあると言うこと。

  1. テニスという競技の才能
  2. 保護者の経済力
  3. 保護者の理解
  4. いつでもテニスができるコート環境
  5. よい指導者
  6. 長期間にわたって適切な目標を定め、全体をプロデュースできる人間

如何でしょう・・・気になりますよね。私個人として、「才能」というのがちょっと気になっています。生まれながらにして持った「才能」なんてありえない、と主張している最近の書籍の方が説得力があります。「才能」とは、努力の結果、身についてくるものである、と言うことですから、ここで言っている「才能」も同じものであるとなると、まったく異論がありません。

保護者の経済力と理解・・・直接、「親」の私に課せられた内容ですが、いったいどれ位の経済力が必要なんでしょう。一時、あるコーチから「世界で戦うことを考えているなら年間最低でも500万円、可能であれば1500万円準備して下さい」と主張されて、思わず笑ってしまいました。当然、私が準備できる金額を大きく超えていましたから・・・ただ、間違いなく数百万円を年間で費やす覚悟は必要でしょう。「できるだけお金を使わずに・・・」なんてことは考えない方が良い!

テニスコート・・・これが日本では一番大変かもしれません。テニスクラブに所属している場合は良いのですが、レッスンプロからプライベートレッスンを受講しようと考えととたんに自由に練習できるコートの確保が難しくなります。「本コートでの営業行為を厳禁する」となっているコート、結構多いんですよね!最近特に感じていることは、テニスで大成するためには、絶対にプライベートレッスンが必要です。当然、テニスクラブで実践されているグループレッスンは必要ですが、それだけでは不十分、と言うのが私の主張です。そのためにも、テニスコートの確保は、重要な成功条件でしょうね・・・

よい指導者・・・最後の「長期間にわたって適切な目標を定め、全体をプロデュースできる人間」というのは、よい指導者であれば、その指導者が一部を担当してくれるのではないでしょうか。このよい指導者と言うのは、徹底して探す必要があるでしょう。そういう意味では、「親」の責任もあると考えています。

少なくとも、大成するための一歩は、選手本人・コーチ(指導者)・親の3者いったいの行動が必要です。どれ一つ欠けては成功はありません。コーチ任せでもいけないし、親が出すぎてもいけない・・・ジュニア選手にそこまでするか・・・と考えている内は、体制はないと考えて方が良い。選手に意見を聞くことは重要ですが、選手の言いなりになってもいけない。3者のバランスが重要だと考えています。

日本男子の必読本!?竜馬がゆく

「kids-tennis.com::龍馬伝」は、ちょっと興味深いですね!ちょっと引用しておきましょう。

僕は日本男子の必読本と言われる「竜馬がゆく」は勿論何度も読みましたし、関係の資料も見た事はあります。が、別段、坂本龍馬という人物を深く尊敬しているわけでもありませんし、憧れているわけでもありません。

しかし、教科書にも出て来ない当時の身分制度では脱藩浪人という非公式人物ながら世界へ開かれた考えを持ち、多くの人から愛され、閉ざされた時代を倒す礎を作り、なぜ今の時代もここまで人気を博しているのか。

「日本男子の必読本」と言われているんですか、「竜馬がゆく」って?知りませんでしたが、そんなことは良いとして、本ブログでしばしば登場している内田樹氏も「日本人論を語るために必要な書籍20冊」にあげている本ですから、やっぱり読んでみるかな・・・

【追記:2010年9月6日】
「Twitter」は、最近欠かせない情報源ですが、2010年9月6日に茂木健一郎氏が、坂本竜馬を「連ツイ」していたので、柿に引用しておきます。

  • これからの日本に必要なのは、土佐を脱藩して独立した自由人として幕末の日本で人と人を結び、維新への流れをつくった坂本龍馬のような思想、行動ができる人である。
  • 脱藩八策(1)自分の存在、意義を、組織や肩書きに依存するな。他人を、組織や肩書きで判断するな。組織や肩書きを手に入れることを人生の目標にするな。組織から放り出され、肩書きを失っても、自由闊達に生きられるような資質を身につけることを目指せ。
  • 脱藩八策(2)脱藩のために必要なのは、自分自身の内部の「安全基地」である。知識、経験、人脈を、組織とは関係なく、組織を超えて蓄積する。確実なものを持つことが悪いのではない。確実なものを「安全基地」として「偶有性の海」に飛び込めばいいのである。
  • 脱藩八策(3)根拠のない自信を持て。そして、それを裏付ける行動、努力をせよ。26歳で土佐を脱藩した龍馬には、何の裏付けも、保証もなかった。行動しないことの言い訳をつくるな。根拠のない自信で、自分自身の背中を押せ。
  • 脱藩八策(4)プリンシプルを持て。不確実性の中に自分を投げ込む時、指針を与えてくれるのは、揺るぎないプリンシプルだけである。確固としたヴィジョンがあれば、柔軟に状況に対応できる。芯に何もない人は、体面を気にしたり、些事に流されたりする。
  • 脱藩八策(5)自分が惚れ込める人を、走り回って必死に探せ。脱藩者にとって、頼りになるのは卓越した、信用できる人たちとの結びつきである。組織や肩書きではなく、一人の人間として輝いている「恒星仲間」を見つけろ。彼らとの間に、「星の友情」を結べ。
  • 脱藩八策(6)「点」と「点」、「人」と「人」を結べ。既存の組織、文脈を超えて補助線を引き、自ら補助線となることができるのが、脱藩者の特権である。薩摩、長州どちらの藩の人間にも、薩長同盟は締結できなかった。現代の脱藩者にとって、「薩長同盟」にあたるものは何か、必死に考えよ。
  • 脱藩八策(7)養老孟司さんは「東大教授は、名刺の真ん中に『東京大学教授』と大きく書き、肩書きのところに小さく自分の名前を書け」と言われた。今や、「組織は、ならずものの最後の砦」である。組織で人を判断するな。組織に所属しない人を、軽んずるな差別するな一人の人間として対等につきあえ。
  • 脱藩八策(8)坂本龍馬は、維新後の新政府の閣僚に加わる気はなかった。「世界の海援隊」を目指す中、志し半ばに倒れた。世界が一つに結ばれる今、一国の政治も大事だが、それだけでは小さい。勇気ある脱藩者は、むしろ、「世界の海援隊」を目指せ。必死になって疾走し、「点」と「点」を結びつけよ。

あんまりテニスに関係ないかな・・・それでも参考になるはず!

ユースオリンピック

2010年、ウィンブルドンジュニアで準優勝した石津幸恵選手・・・ユースオリンピックの1回戦で敗退したことが騒がれていますね!(って、一部のテニス関係者のみかもしれませんが・・・)そんなことだってあるさ、と私は結構冷静に見ていますが、それよりも興味深いのは、「ユースオリンピック」っていう大会!

今回が第1回となるユース五輪夏季大会は、14歳から18歳の世代のアスリートが世界中から集まるユース世代向けのオリンピック。26競技に205の国と地域から約5,000名の参加者が集う大規模な大会となっている。

「テニスナビ – Tennis Navi::石津幸恵 コンソレーション決勝戦進出/ユース五輪」より)

へ~知りませんでした・・・ただ、第1回大会なので、知らなくても許されかな・・・と思ったりしていますが。ただ、オリンピックという大会を意識したり、テニス界の予算ということを考えると一大事なのかもしれません!ウェブページ「kids-tennis.com::蜩の晩夏」によれば、以下の通り。

ユースオリンピックの話題も結構上がっていますね。日本では文部科学省の全スポーツ競技の評価基準、すなわち予算獲得にもつながる重要大会がオリンピックやアジア大会におかれている為、ウインブルドンよりもこっちが優先順位は高く、つまりは「国」から評価してほしい場合には選手もこちらを優先する事になります。テニス協会もほとんどの日本選手も。

しかしまあ個人戦を優先したり「国」とあまり関わらずにエージェントと仲よくやってきた選手などはデビスカップ、フェドカップにも多額のお金が絡まない限り興味を示さない事もあり、中々テニスの世界は難しい。

「個人戦」と言うことを主張してしまっては、「テニス界」という世界を拡張することは出来ないと思いますが、現実を直視した場合、難しい課題でもありますね。また、以下の現実も、「選手」として、また「選手関係者」としては現実を理解する必要がありそうです。

さてそんな話はおいといて、石津さんが「格下に負けた」というニュースになっていますが、まあまあ日本メディアの浅はかさ。対戦相手のイローナ(ベラルーシュ)はちょっと知り合いですがこのくらいのレベルの選手はゴロゴロ世界にいます。ここからが勝負ですね。

どうなるニッポン!

世界で勝つための5つの必要条件

本サイト、「俺流!テニス論 2.0」を公開してから、以前のブログを見直して、とても気になる内容は、再度整理しておきたい。本投稿記事は、そのような目的で以前のブログから再掲載する投稿記事の一つです。というより、私がテニスに関わりだしてから、一貫して信じてきた内容!

それは、古いウェブページですが「kids-tennis.com::2005年全国小学生大会」に掲載、公開された内容で、とにかくその内容を信じて娘にはテニスに関しての考え方を主張し続けてきました。ちょっと長文を転記します。

試合を見て気づいたこと。昨日も感じたことだが球種が少ないスライスを効果的に混ぜる選手があまりにも少ない。参加者全員を見てはいないが、男女合わせて 3 人くらいか。そして、普通のボールは同じペースで打ち返し(右か左のコースを狙うだけ)、ネットプレーはロブを警戒して恐々。ドロップショットは時折見られたが、アングルショットは偶然の産物以外はあまり見かけなかった(意識して使っている子はほんの数人)。とにかくラリーが単調、スピード、回転、などの変化に乏しいというのが正直な感想であった。ライジングも男子に 2 人ほど積極的に使う子がいたくらいで、深いボールをしのぐ場面以外はほとんど使われない。ポジション的にもベースラインから左右には動くが前後、とくに前の動きがきわめて少なく、浅いボールに対して待って打つプレーヤーが圧倒的に多かった。諸外国と国内のジュニアとの最も大きな違いがこのショットのバラエティであり、それらのショットを頭を使ってコートを最大限広く使い、前後に動いてボールの滞空時間を操る能力であることがより深く印象付けられた・・・

要約すると、たとえ小学生であっても;

  1. スライスを効果的に使え!
  2. ネットプレーは、ロブを怖がらずに積極的に実践せよ!
  3. ドロップショット、アングルショットを意識して使え!
  4. ライジングを積極的に使え!
  5. 頭を使ってコートを最大限に広く使え!(左右だけでなく前後も使え)

約5年前、ストロークのみの単調なテニスをする娘をみて、「これでは勝てるようにはならないな」と直感して、ショットのバリエーションを増やすように主張してきました。といっても私がやったわけではなく、コーチに相談しての実施だったわけですが。

既に上記の内容を熟読してから5年が経過しました・・・未だに、喜べるような結果は出ていませんが、最近のジュニアテニスを見ていると、やっぱり上記のような内容は、肝に銘じて再度テニスに集中して欲しいと考える毎日です。

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全日本ジュニアを目指す事は世界を目指す事とつながっているわけではない・・・

「kids-tennis.com」を主宰する松嶋徹氏のブログは、私個人としては大変興味があり、投稿記事が公開されれば必ずと言って良いほど拝読させて頂いています。時には、ちょっと疑問に思う内容もあれば、なるほどな~と考えさせられる内容もありで大変参考になります。

そんな松嶋氏のブログに「kids-tennis.com::書くのは簡単」(リンクが無効です)という投稿記事が公開されていましたので、引用しておきましょう。

日本は各地で全日本ジュニアの予選が開催され、各地域から日本の各年齢別日本一を目指す子供達が選抜されています。皆さん頑張ってほしい事は山々ですが、何度か書いているように全日本ジュニアを目指す事は世界を目指す事とつながっているわけではない事も事実。(中略)目の前の1ポイント、目の前の1勝を手に入れる為に10年後の目標を見失うプレーをしないように頑張りましょう。

とても興味を惹かれます。「10年後の目標」とは何を指しているのか、投稿記事中に示されてはいませんが、内容としては「日本で勝利できても世界で勝利できるということではないよ」と主張されているのだろうと思いますが、ではいったいどうやって「世界で勝てる」日本人選手を育成するのでしょう・・・「目の前の1ポイント、1勝を手に入れる為に10年後の目標を見失うな」というメッセージは重要でしょうけど・・・

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