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日本女子は伊達選手にリスペクトし過ぎ!?

男子プロテニスでは、錦織選手、添田選手、伊藤選手と Under 100 を達成し、更なる上を目指して活躍中!一方、女子はというと・・・いま一つ、若手の活躍が聞こえてこない!どうして・・・

ちょっとその回答ではと思えるような投稿記事を発見!ちょっと引用しましょう。

敗れた選手が「相手をリスペクトし過ぎていた」と反省の言葉を述べることがあります。錦織圭(日清食品)も以前、リシャール・ガスケ(フランス)戦のあとで、そうコメントしたことがありました。相手を過大評価し、自分を信じ切れなかったという意味でしょう。

(出典:「スポーツナビ::決勝はフェデラー対マレー、テニスの歴史を塗り替える一戦が実現」より)

なるほど・・・日本女子は、伊達公子選手が 40 歳を超えて活躍中。単純にテニスだけではなく、活躍する女性として輝かしい。選手というだけではなく、女性としての魅力がある。それはそれで嬉しいことですが、日本の若手選手は、余りにも伊達選手を「リスペクトし過ぎている」のではないか、と感じてしまいます。

自分を信じ切る・・・難しいことではあるでしょうけど、厳しい練習やトレーニングを重ねている選手は多いはず。素晴らしい環境ではなくても、自分を信じて試合に臨んでいる選手がいるでしょうか。もっともっと今やっていることに自信を持って試合に臨めば、必ず結果がついてくると思うのですが・・・

進化する強さ:伊達公子選手は高校1年まで勝てなかった・・・

進化する強さ40歳の壁を越えて尚且つ世界で活躍する伊達公子選手。私が説明するまでもなく、いまやテニス界を超えて、日本を代表する「できる女性」の代名詞になりつつあると思います。

そんな伊達公子選手が書いたクルム伊達公子著「進化する強さ」(ポプラ社:2012年3月)を購入。まだ読了はしていませんが、大変興味深い内容です。ちょっと「誰向け」の本か迷うところもあるのですが、それはそれで伊達選手の本ということで許されるのでしょう。

いろいろな部分に「どうして引退に至ったか」とか「ジュニア時代、現役時代、そして今」何が違っているかに関する記述があり、私個人としては、選手よりも、選手を取り囲むコーチや監督、更には保護者等にお勧めの本だと感じています。

さて、詳細は書籍を手にとって欲しいと思いますが、内容の一部に「好きで好きでしょうがないテニスで始めて優勝したのは高校1粘性の時の新人戦」という記述がありました!6歳でテニスを始めて、とにかく勝てない・・・2位や3位といったことはあっても、優勝できなかった、という記述がありました。

この事実は、私、恥ずかしながらまったく知りませんでした!出場する大会では、多くの優勝を達成しているものと勝手に思い込んでいましたが。「それでもテニスが好きだから・・・」といっていることを印象的です。逆に、そんなに勝てなかったから「今」もチャンレンジし続けることができるかも、というくだりも大変興味深い内容です。ジュニア時代や若い内に常勝していたらきっと現役の頃のような活躍も望めなかった・・・

好きなテニス・・・勝てなくたって「続けた」からこそ今の自分がある・・・伊達公子選手のメッセージですから説得力があります。

ワンチャンスを生かす方法を習得できるのか?

「フェドカップ 2012」は、日本が既に 3 勝をあげ勝利が決まったようですね!この勝利の一番手で登場したのは、私が説明するまでも無く、伊達公子選手でした。ファーストセットを落とすも、乗除に調子を上げて結局は格上の選手に逆転勝利を収めたようです。

20120205_FedCupHP

その時の試合の状況が「JTA 公式サイト」に「フェドカップ2012 JTA 公式サイト ::「日本対スロベニア」 記事 1」-として公開されていましたのでちょっと御紹介しておきましょう。

クルム伊達の防寒対策は十分だったが、どこか動きに切れがなく、リズムに乗れない。第1セットのアンフォーストエラーは20本。このセットは2-6で失った。

第2セットは互いにサービスキープの展開となり、クルム伊達にも徐々にリズムが出てくる。4-4で迎えた第9ゲーム、ワンチャンスを生かした。直線的な弾道のフォアハンドクロスを決めてアドバンテージ。これに恐れをなしたのか、ヘルツォグのダブルフォールトでサービスブレーク。ここしかないという場面で見せたクルム伊達らしさだった。次のサービスゲームを簡単にキープし、セットオールに持ち込んだ。第3セットはまさにクルム伊達のリズム。エラーもわずか6本と、安定したゲーム運びで試合を締めくくった。

流石は伊達選手!ってことで特殊技能のように扱ってしまってはもったいない感じもしますし。やっぱり、「ワンチャンスを生かす」ための Know-How は知りたいですよね・・・

多くの選手は「ワンチャンス」を生かせない。我が娘も例外ではありません。というよりも、ワンチャンスどころか何度かある「肝心な場面」でポイントが取れません。先日の試合では・・・

ファーストセット、コーチの指導通り前半から積極的にネットへ出て行きます。0-1、0-2、1-2 という場面。ネットへ出てポイントを重ね試合は「行け行けムード」の場面ですが、ポイントが取れません。1-3、2-3 となって再度、ブレイクしての自分のサーブ。当然ですがキープできればビックチャンス。しかしポイントが取れない・・・これまでに無く、前半からネットプレーでポイント重ねているのですが、かなりテンションも上がって、対戦相手もかなり恐怖のはずで、流れは本人にあるはずの場面でそのチャンスを逃してしまう・・・

我が娘だけではないでしょうけど・・・こんないらいらが続きます。試合中の「肝心な場面」というのは把握しているのですが、そのポイントが取れない・・・練習して見に付くことではないのかもしれませんが・・・それでも、やっぱり何かを変えれば少しは改善されるとは思うのですが・・・

勝ちきれない・・・そんな時、必要なこと、やれること、やるべきことを継続すること!

やっぱり伊達公子選手からは、本当に学ぶべきことが多いですね!当たり前のことをさらっと言い切れる・・・というよりは、明確に表現できるというのは、やはり一流の証なのだと思います。

ここ数試合、もう一歩のところで勝ちきれない・・・ツアーで1回戦敗退という現実が続いている中、何をするべきなのかを本人のブログの投稿記事、「伊達公子オフィシャルブログ ~Always Smile~::今、必要なこと」に記述されていますので、ご紹介しておきましょう。

勝ちきれない、取りたいポイントが取りきれないもう少しの何かを探すのはもちろん必要だけど、今はひたむきにボールに向き合っています。自信は簡単に取り戻せないけどやるべきことはやっておくことが今は何よりも大切な気がしています。(中略)まだまだ課題で取り組んでいることに手応えを感じるには時間がかかりそう。でも継続してやっていくしかない。

テニス選手として、レベルは違えどこの姿勢は、万人にとって重要なメッセージですよね!基本に返る。しっかりとできることから継続してやっておくこと。それが何よりも重要なのでしょう。肝に銘じて欲しい・・・そんな内容だと思います。

戦う前の心構えを時代小説から読み取った!隆慶一郎氏の「死ぬことと見つけたり」より

隆慶一郎隆慶一郎2昨年(2010年)の前半は、ミステリー小説にどっぷりはまって、後半は歴史・時代小説にはまって・・・今も昨年後半からの続きで時代小説にはまっていますが・・・どうも、この凝り性は、死ぬまで続きそうです。長続きしないのが欠点ですけど。

そんな時代小説では、隆慶一郎(りゅうけいいちろう)氏の小説にどっぷりはまっています。そんな隆慶一郎氏にはまった時代小説ファンを「隆慶一郎シンドローム」と呼ぶそうですが・・・まっ、そうしたことは、本投稿記事に主旨ではありませんから、詳細を公開することは避けますが、時代小説を読んでいると、頻繁に「身体感受性」に関する記述が多い!「殺気を感じて・・・」、「殺意を感じて・・・」、「あとを付けられているような気がして・・・」等々、気配を感じる場面描写が多いことに驚かされています。以前、本ブログで公開した「身体感受性・・・現代っ子の抱えた問題点」を読み返していました。

今はまっているのは、隆慶一郎著「死ぬことと見つけたり(上巻)改版」(新潮文庫:2007年07月)という小説。あらすじは、本ブログの主旨ではありませんから省略しますが、小気味良い文体は、時間を忘れてしまうほど。どんどん読み進めていくのですが、そんな中に、主人公が生まれてきた息子のために、熊狩りに行くシーンがあります(どうして熊狩りに行くのかは、小説を読んで下さいね!)。その場面で、ふっとテニスの試合が浮かんできました・・・

そのシーンとは、大きな熊を探している場面から・・・

杢之助(もくのすけ)の追跡は、単に行方を追うだけのことではない。全能力を働かせて、相手を理解しようとしているのだ。その証拠に熊の残した様々な痕跡にぶつかるたびに、微笑してみせたり、首を振ってみせたりして、何か口の中でぶつぶつ呟いている。耳を澄ませて聞いていたところ、なんと熊に向かって話しかけているのだ。
「えらいなァ、お前は。なんて頭のよさだ」
「おっと、よろけたね、お前。急いでいるのかい。お前らしくもない」
声の調子はあくまで優しく、まるで仲間に話しかけているようで・・・(省略)

(引用:隆慶一郎著「死ぬことと見つけたり(上巻)改版」(新潮文庫:2007年07月) p.322より)

これから戦うであろう熊・・・まだ見たこともない熊を、その痕跡から全能力を働かせて相手を理解する・・・試合前、まだ戦わぬ対戦相手を全能力を働かせて理解する、と読みかえることができませんか?あまりにも独創的でしょうかね、私。さらに、そうした「こじつけ」の余韻を残して読み進めて、登場した下記の文章・・・

追跡とは一種の相互理解である。追跡行を通じて追う者と追われる者は、お互いに相手を徐々に徐々に理解してゆく。そしてその理解が限界に達した時に決闘が来る。そしてこの決闘では、理解度が深い方が通常勝ちを拾う。勿論、偶然が大きな要因となることはあるが、それは考えに入れようのない不確定因子である。その点を除けば、今言ったような図式になる。

(引用:隆慶一郎著「死ぬことと見つけたり(上巻)改版」(新潮文庫:2007年07月) p.339より)

こうなるともうテニスの試合前の準備の何物でもない・・・と感じてしまいました!「試合前の準備とは一種の相互理解である。理解度が深い方が通常勝ちを拾う」って読めてしまう・・・特に、試合前の伊達公子選手のブログを読んでいると、そんなプロフェッショナルな世界を垣間見ることができると感じていますが。

あまりにも飛躍しすぎかな・・・

とにかくよく考えて、そして口にだして表現すること!

最近のレッスンを見学していると、何やら長~い会話が続くことがあります。ネットを挟んで、とにかくその会話が10分、15分と続きます。何を話しているのか、まったく想像もつきませんが、ちょくちょくそうした光景を見かけるようになってきました・・・そして、コーチからメールを着信!

「ジュニア時代の試合で多くの失敗を繰り返すこと。そして、とにかく考える・・・もう一つ大切なことは、その失敗から何を学び、何が課題かを明確にして、それを口にだして表現すること。それが今の娘さんには必要です。口にだして表現することによって、一つずつ進歩していくタイプです。ほらね、言った通りだったでしょ、と一言で片付けることは絶対にしないで下さいね!」とのこと!

実は、こうしたことを指摘されたのは初めてなのですが、私個人としては、表現することが重要だと考えていましたから、正に、私が考えている内容をコーチが代弁してくれたような格好になりました。鉄火面とかクールビューティなんて我が娘を表現してくれる方々(多分、褒め言葉!?)もいらっしゃるのですが、そうではない・・・単純に自分を表現することが苦手な娘、と感じていたので、そうした本質を突くご指摘は、嬉しいばかりです。また、我々周囲も、簡単に片付けてはいけない、とのご指摘・・・これもまた嬉しい限りです。

レッスン中、会話が多いのは、どうやらこうした理由のようです。昨晩も長い会話がありました・・・「ミスショットは、試合全体を考えるとミスショットではないこともある。ミスショット一つ一つに一喜一憂していては、試合が成り立たないよ」といったことをディスカッションしていたようです。表現すること・・・ジュニアによっては、とっても重要なことなんでしょうね~

【追記】
以前、「考えること」に関しては、伊達公子選手が語っていたような気がして、自分のブログの投稿記事を確認していると、やっぱりありました!ちょっと以前の投稿記事を転載しておきます。

伊達選手から、今のテニスに「方向性の修正」を投げかけているように感じるのは私だけであろうか。「日本HP クルム伊達選手 第20回ウインブルドン篇」に、その一端が垣間見える。伊達選手は、「テニスはパワフルにスピーディになって、簡単に決まってしまうこともある。でも、テニスはもっと頭を使うものだというのが私の考えです。私は背も高くないし、パワフルでもない。だからいつも頭を使うようにしています」 とインタビューに回答し、以下のように述べている。

「頭を使ったテニス」が、今回の場合はウォズニアッキに腰から上で打たせないという作戦だった。ウォズニアッキのベストショットが生まれる高い位置からの強打を防ぐためにスライスを多用。低軌道のショットはもともとクルム伊達の持ち味だが、そこへスライスを「織り交ぜて」と言うよりは「中心にして」と言っていいほどしつこく打ち続け、ウォズニアッキを手こずらせた。

スライスは本来防御的なショットだ。けれどクルム伊達は攻撃的なスライスを芝でずっと練習してきた。チップ・アンド・チャージの練習も、外国の男子選手にサービスを打たせて何度も何度も。

日本人選手が世界と戦うためにヒントがここにある。

以前、ウォズニアッキ選手と戦った時の感想で、スライスショットを多用した時のブログの投稿記事ですが、今でもその思考は日本人にとって役に立つはずです。

森田あゆみ選手が語る伊達公子選手の強さ

ちょっと驚きました!日本経済新聞社のウェブサイトに「日本経済新聞::森田あゆみ、クルム伊達から学んだ強さの秘訣」というページを発見しました!まさかテニスのことが日本経済新聞社が取り上げているとは!まだまだテニスは死んでいません(って、言い過ぎですかね・・・)

表題の通り、森田あゆみ選手が語っています、伊達公子選手の強さを。気になる部分を引用しておきましょう。

伊達さんはボールも速いし、打つタイミングも早い。しかもボールは低くて、あまり弾まない。今の選手はボールは速くても、弾むから、伊達さんみたいなタイプがいないんです」

「ある大会のダブルスの試合で、完全に相手ペースに巻き込まれてしまったことがありました。その時、これまでと作戦を変えて、リターンをストレートに返すことにしたんです。流れを変えるのに必要なことですが、普段はあまりやらないことですからリスクはあります。でも、伊達さんは迷いません。勝つために必要だと思ったら、多少のリスクはあっても迷わずにやるんです

「これは強い人に共通することだと思います。大事なポイントになると、それまで全く打たなかったショットを打ったり、より攻撃的になります。伊達さんもそうしたことをする勇気を持っています

「大事なポイントか否かにかかわらず、伊達さんはいい意味でリラックスしています。対して、私は絶対にとりたいポイントになると、1本にこだわりすぎてガチガチに力んでいました。シングルスでも、伊達さんのようなメンタルで臨めばいいんだということが分かった気がします」

とっても参考になりますよね。実際にできるかできないかというよりも、試合に臨む姿勢を上記から学ぶことができるのではないでしょうか。森田あゆみ選手でも貪欲に学んでいる・・・ジュニア選手は、もっともっと勉強する必要があるかもしれません。というより、もっともっと我が娘は勉強する必要がありそうです。

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伊達公子選手の外人キラーの秘密

先日本ブログで公開した投稿記事、「伊達公子選手に学ぶ日本人選手が世界で戦うためのヒント」にコメントとして、伊達公子選手を分析しているブログをご紹介頂きました。その中で、「外人キラーの秘密」を紹介されているので、引用しておきましょう。とても参考なると思いますので。

ライジングのテンポの速さ。そして前に詰める展開力の早さ。プレッシャーのかけ方でしょう。それとリターンゲームの上手さ。高い打点でテンポ良く攻めて、相手のリズムにさせずに、伊達ペースに持ち込んでしまいます。(中略)必要最小限のテイクバック、フォロースルー、テニスコートを幅広く使います。これだけコートを有効に使うプレーヤーは少ないでしょう。

(出典:「テニス徒然草 フィーリング編::クルム伊達なぜ強い 外人キラーのライジング ゾーンの使い方」より)

何度も繰り返し主張しますが、私は、日本女子選手が世界で戦うためには、「多彩なショットを駆使して、オンコートプレーに徹し、展開の速さを武器にして戦うこと」以外にない、と考えています。上記を読む限り、私が5年間、娘に主張している内容は、まんざら間違っていないと感じているのですが・・・やっぱり、コーチが主張しなければ信じないんでしょうね~

さて、上記を達せいするためには、当然ですが、それを達成するための練習が必要です。トップスピン、フラット、スライスといったスピンの違いによるストローク、オンコートを主体にしたネットプレーやライジングショット。更には、そうした多彩なショットバリエーションのコンビネーション・・・通常よりは時間が掛かる・・・周囲は、そうしたことを理解、納得した上でテニスをする必要があると考えています。

伊達公子選手に学ぶ日本人選手が世界で戦うためのヒント

伊達公子選手・・・遂に「HP JAPAN WOMEN’S OPEN TENNIS」で決勝進出を決めましたね!素晴らしいの一言ですが、関係者の方々は、この快進撃をどう評価されているのでしょうかね?単に、「伊達公子選手の才能」とか「伊達選手は違うから・・・」とかで終わってしまってはもったいない!せっかく世界で日本人が戦う見本があるわけですから、きちっと分析して、日本人として世界で戦うための Know-How を吸収しなければ・・・

意外と、伊達選手を分析して、その分析結果を公開してくれているサイトがないので寂しい限りですが、そんな中で、きちっと分析されて、内容を公開してくれている投稿記事がありましたので、気になる部分を引用しておきましょう!

伊達は相手がシングルバックハンドでスライスを打ち守備的になるとコースに打って果敢にネットに出て行きボレーでポイントした。ボレーのポイントは8本、その内ドライブボレーが1本であった。

特筆すべきなのは、伊達の驚くべきレシーブの対応力である。多分、第三セットはレシーブミスがほとんど無かった。徐々にストーサーのサーブに慣れ、ベースラインより一歩前に踏み込み、高い打点で打つ、レシーブエースをダブルハンドで2本取った。ストーサーは早い返球に戸惑ってミスを重ねているように見えた。このレシーブ力があれば世界で戦える、と思う。

(出典:「ニュー・パワーテニス::伊達、ストーサーに勝つ」より)

何度も本ブログでは記述、公開していますが、日本人プレーヤが世界で戦うためには、ネットプレーは、キーだと信じていますが、上記からもネットプレーの重要性が謳われていますよね。そして、更に重要なのは、速い展開・・・

私は、テニスにおけるスピードには2種類ある、と考えています。一つは、当然ですがスピードあるボールを打ち出すこと。そしてもう一つは、速い展開で試合を進行すること。伊達選手のトレードマークとなっているライジングもそうですが、その他にネットプレーも重要な方法です。

上記では、「ベースラインより一歩前に踏み込み」と表現されていますが、これは私が娘に主張している「オンコートテニス」ということでしょう。常に、コートの中で戦う・・・スピードボールに対して、オンコートテニスで応酬する・・・どうやら日本人が世界で戦うための Know-How に関する私の考え方は、間違っていないようです!ただ、それを実践するのは、娘なのが歯痒いな・・・

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スローペースにすることも戦略である!

40歳・・・凄いの一言です、伊達公子選手。2R突破です、「東レ パン・パシフィック」。ひょっとするとこのままいくのではないかと思いますが、本人は極めて冷静に分析をしていて、「40歳。この年齢で簡単に優勝できるほどこの世界は甘くない」と表現しているようです。今後に注目です。

私が注目しているのは、やはり伊達選手の試合後のインタビュー。今回の「東レ パン・パシフィック・テニス – TORAY PPO TENNIS::2010年試合結果」にも、興味深い内容がありましたからご紹介しておきましょう。

第2セットはストロークの打ち合いで、先にダウンザラインに打つことができるようになりました。私のサービスがぴったりハンチュコバ選手に合っていたので、ファーストサービスからスピードを落とし、ストロークでもスライスを混ぜて、あえてスローなペースに持ち込みました。それが相手のミスを呼び、リズムを崩すことができました。そして自分のリズムにすることができました。

パワーにはパワーで対応しようと考えがちですが、そこは伊達選手。パワーに対して、「スローペース」にして相手のタイミングをはずす。ミスを誘う・・・こうした機転が必要ですね。勝つために、持っている技術を最大限活用する・・・テニス選手にとっては、ジュニア、一般を問わず、参考になるお話ではないでしょうか。