Tag Archive for 試合戦略

日本のテニスプレーヤが生き残る道・・・

私は、常に娘には、「攻めるテニス」が実践できるようにならなければ、世界では戦えないと主張してきました。「攻めるテニス」とは、ネットプレーを織り交ぜ、多種多様のショットとそのバリエーションが多いテニスを指している!どんなにパワーやスピードを追求しても、欧米人のような体格や筋肉がない日本人には、到底追いつくことができない、と考えているわけです。

私はテニスに関してはまったく経験がありませんが、アメリカ在住やアメリカ人とお遊びでやったバスケットボールやビジネスの経験から、どうやって世界で戦っていくのかの Know-How は多少持っていると考えているのですが、どうも「攻めるテニス」に賛同して頂けない・・・

そんな私を感動させてくれる投稿記事「米沢徹公式ブログ – JUST GO FOR IT -::多くのポイントパターンを持つ事」をみつけました!いつも拝読しているテニス関連のブログですが、この投稿記事は必見です!引用しておきましょう。

どれだけネットへ攻め込めるかそして多くのポイントパターンを持つ事が日本人の生き残る道だ。ワンパターンではネットに出るのは難しくダイナミック且つ丁寧なプレースメントが必要になる。

Aパターンの次はBパターンそしてCパターンと多彩なプレーを低年齢の選手達には要求したい。勝利に結びつけるには時間がかかるが必ず近い将来結果が出るはずだ。

機会があるごとに書いているが質が高くなければ生き残れないのが世界のテニスだ。テンポの遅いワンパターンなプレーでは将来は無いと考えて良いと思う。

もう感動!これしかない!!しかも「日本人が生き残る道」と断言している!!!勝利を掴むことは重要ですが、それよりも先を見越して、「攻めるテニス」を追求し、実践できるレベルに持っていく・・・多少時間が掛かるということを知っていれば、いずれ結果が出る。こうした内容を信じて頑張って欲しいと願っています。

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サービスの重要性を認識すること!

「US オープン 2010」も残すところ男子決勝のみとなりましたね!フェデラーが準決勝で敗退となったので、個人的にはちょっと興味が薄れてしまいましたが、それでもテニスファンとしては、結果が気になります。

さて、「US オープン」の女子は、「Kim Clijsters::キム・クライシュテルス」選手の2連覇で幕を閉じましたが、アメリカでは、やはり昨年活躍の「Melanie Oudin::メラニー・オーディン メラニー・ウダン」[1]選手に注目が集まったようですが、残念ながら2回戦で敗退・・・そうしたオーディン選手の試合を分析した記事があります。ちょっと引用してみましょう。

She had committed 38 unforced errors while striking nine winners, including one ace. Although she had only one double fault, Oudin won 49% of her first-serve points and a woeful 32% of her second-serve points. Bondarenko, by comparison, won 53% of first-serve points and an incredible 63% of second-serve points, demonstrating the importance of serving, even though neither player has a particularly big or effective serve.

(中略)

But the statistics from this match point to a painful truth: Oudin, ranked No. 43, must learn to serve to become a Top 30 player on the tour. Although it may sound like a formidable task, other players — most notably Elena Dementieva — have overcome flawed serving motions. Oudin has a superb coach in Brian de Villiers. Most important, she has the heart and desire to put in the work.

(Resource: “NYTimes.com::Oudin Falls Short at U.S. Open Against Bondarenko“)

簡単に言ってしまえば、「WTA Top 30 に入るためには、オーディン選手はそのためのサーブを習得せよ」と言っているのですが、こうして統計分析を通して、何を向上させなければいけないかを指摘されている間は良いのでしょうね!

プロフェッショナルでさえ、勝つためのサーブを習得せよと指摘されているわけですから、ジュニア選手は、もっともっとサーブを重要視した方がいいのかもしれません。と言うより、我が娘、ダブルフォルトが多過ぎるし!サーブの調子で、その試合のメンタル面でも影響があるようでは、まだまだですね!

PDF File「NYTimes::Oudin Falls Short at U.S. Open Against Bondarenko」
印刷用
(PDFファイル)

脚注:[1] メラニー・ウダン
本投稿記事公開時、「Melanie Oudin::メラニー・オーディン」と表記しましたが、正しくは、メラニー・ウダンだそうです。コメント欄に記載されていますが、「亀の子iwa」さんより以下のご指摘を頂きました。

「昨年の全米等で本人がインタビューで「メラニー・ウダン(ウーダン)」と呼んでほしいと世界中のメディアに話し、以来テレビ、雑誌・新聞等では、メラニー・ウダンという発音・表記が一般的

本投稿記事も、上記に従って、本文中の表記を訂正致しました。

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サーブゲームの入り方

我が娘、最近のファーストサーブの確率は、酷いものです。数字を公開できるようなレベルではありません。私個人としては、サーブだけは、たった一人でもかなり実践に近い練習ができると信じていますから、「ファーストサーブ」の確立が悪いのは、練習不足としか言いようが無いと思うのですが。まずは、ファーストサーブが相手コートに入らないと・・・プロの世界では、「入っただけ」では、勝負にならないのでしょう。

そうした厳しい世界に関して、「寺地貴弘 公式ブログ::1回戦」が興味深いですね!奈良くるみ選手の試合結果を振り返っています。

サーブゲームのゲームメイクに二人の勝敗の「差」があったかと思います。

キリレンコ選手は大事なところでしっかりとファーストサーブが入り、次のショットでコーナーに追い込んでくるのに対し、奈良の場合はファーストサーブが入らず、セカンドサーブで相手にリターンをたたかれる展開からのスタートになる為、どうしてもビハインドになりがち。

それだけの「差」に感じますが、その差が試合を左右してしまうのです。

きっと、プロ選手は、サーブの後の次のショットも念頭に置いてサーブゲームを展開するのでしょうね。いわゆる予測して、サーブを放つ。または、サーブから、サービスリターンを誘導する。つまり、狙った通りにリターンさせる・・・流石にプロの世界は厳しい・・・はず。

相手のペースで試合をするということ

奈良くるみ選手の快進撃が続いているようですね!どうもテニス界では、森田あゆみ選手が若手として注目されているようで、奈良くるみ選手の注目度に欠けているような気がしていますが、私は(というより、今のジュニア選手の御父兄にとっては!?)、奈良選手の方が断然注目度が高いと思いますが。

さて、その奈良選手の帯同!?コーチ(専属コーチの方が表現は正しいのかな・・・)である寺地貴弘コーチのブログに「寺地貴弘 公式ブログ::予選2回戦」が公開されました。とても大切なメッセージですよね。ちょっと引用しておきましょう。

凄い攻撃に対して、激しい打ち合いになりすぎた感じがします。相手のペースで試合をしすぎたことにより、普段しないミスを繰り返し、試合をもつれさせてしまった感じです。

ハードヒッターに対して、しっかりと打ち合えるようになった事は成長ですが、自分のやらなくては行けないテニスを見失っては意味がありません。

しっかりと攻める場面、守る場面を考えながら試合を進めれるようになれば、もう一段階レベルの高いところに成長出来る・・・

奈良選手の試合内容を評してのコメントですが、これはジュニア選手であってもしっかり自覚する必要がありそうです。というより、我が娘に言い聞かせたい内容です。ハードヒッターには、ハードヒットで、守備的な選手には守備的な・・・なんていう相手の選手のパターンに乗せられては、試合になりません。ただ、強い選手というのは、相手を自分のペースで試合をさせる技術を持っているとは思いますが・・・

自分のテニスのスタイルはどんなものなのか、自分が戦っている相手のテニスはどんなものか、試合中に瞬時に判断して、相手のテニスに巻き込まれないようにすること。これが重要ですね。

ジュニア選手の中には(というか、我が娘)、対戦相手がミスショットをしないようなテニスをするとき、自分のミスショットを減らすために、ボールを置きに行く、という傾向があるように感じます。ミスショットは、少ない方が良いに決まっていますが、それでも自分のテニス、自分のやりたいテニスを実践して初めて意味のある勝利につながる・・・もっともっとそうしたことを自覚して欲しいな・・・プロの選手では無いんですから、もっともっと試合の内容に拘って欲しいと願っています。

パワー、スピードに対抗するための戦略

日本人のような身体で、海外のそれこそパワーのある、スピードのある選手に勝利するのは至難の業である、ということは誰でも知っています。周囲には、パワーやスピードを武器とする選手に対抗するために、日本人でありながらパワーやスピードを追求する方々が多いような気がしますが、私はその努力はどうなんだろう、とかなりの違和感を感じます。(当然、対抗するための基本的なパワーやスピードは必要ですが・・・)

伊達公子選手のブログの投稿記事「伊達公子オフィシャルブログ ~Always Smile~::Stanford2回戦」に以下のようなパワー・スピードのあるDementieva選手との試合に対する戦略が記述されています。

  • 先に先にダウンザラインに打っていくこと
  • スピードに苦しくなったら緩急入れたりして同じペースで打ち合わないこと
  • 長いラリーにさせないためにもチャンスあればネットへの展開を作ること
  • リターンから積極的に攻めてサービスにプレッシャーをかけること
  • サービスのコースを考え、オープンスペースを作り攻めて行く形を作ること

正に、我が意を得たり!勿論、上記のようなことが実践できるだけのスキルは必要だと思いますが、上記の記述は目指すべき方向性を示唆してくれます。試合結果は、残念な結果でしたが、まだまだこれから、といった気迫が感じられるブログです。

最後に、伊達公子選手がプロの世界の厳しさを垣間見せています。

勝てそうで勝てない。自分のテニスをやってやるべきことがしっかり見えたことは大きな収穫だけど、いい試合をしても勝たなきゃ意味がない。たらればはない世界。

とても参考になる投稿記事だと思いますが如何でしょう・・・