先週、我が娘は6週間振りの大会エントリ。結果は、Best 16 で終わりました・・・仕事があって観戦することはできませんでしたが、我妻からは刻々とスコア経過が携帯メールに入ってきます。
3-2 で娘のサービス・・・4-3 で娘のサービス・・・しかし、次のメールは・・・3-3 とか 4-4 といったスコアです。そうなんです。スコア的にはリードしてのサービスをキープできない状況が続きました!娘本人も「32 で自分のサービスがキープできなかったのが反省点」といった報告が入ります。
実は、娘にとって相手のサービスをブレイクした直後のサービスが大きな課題です!ちょっとキープしようと意識し過ぎているような気もしますが、それでもジュニアの時代からこの課題はいまだ大きいような気がしていますが・・・
ただ、これって・・・当たり前なんですよね(ある意味、自分に言い聞かせている!)。本ブログでも「同じ負け方を繰り返す・・・それでも辛抱!するっていうこと」という投稿記事を公開しています。濱浦貴光氏のブログを引用して、同じ負け方にどれだけ長く付き合うかがコーチや親の課題といった内容です。ここに再度掲載しておきます。
ジュニア選手のコーチや親の方から「・・・君はいつもこういう負け方をするのですが、どう思いますか?」と良く聞かれます。
ジュニアの時の負け方は「テニスを続けていく限り、何歳になっても常について回る」と考えています。あるレベルで克服する・・・しかし次のレベルで必ず同じ壁にぶち当たるの繰り返しだと思います。
常に注意を与えながらコーチも親も長~く「その選手らしい負け方に付き合う覚悟が必要です」そしてそれは、健全な事だと思うのです。その人の人間としての隠しようの無い素の部分が出ているということですから・・・。それを少しづつ時間をかけて克服していく事の繰り返しです。
これはジュニアだけではなく、(中略)ヒューイットやナルバン、はたまたナダルやフェデラー達でさえ負ける時には、いつも試合を近くで観ている人達からすると「またかよ・・・」っていう負け方が多いと思います。
(出典:「濱浦貴光 公式ブログ::・・・らしい戦い・・・」より)
上記を読み返しては、「きっと、まだまだ繰り返すんだろうな~」って考えたりして。しかし、上記の本ブログの投稿記事を読み返すと以下のような記述もある!
ここぞという場面で、「ボールを置きに行く」、「ディフェンシブなストロークでミスショット」、「えっ!どうしてそんなイージーなショットを・・・ミスするの・・・」の連続です。
我妻によれば・・・「ボールを置きに」いくことは激減!更には以前に比べてイージーミスが激減しているようです。ただ、コーチによれば「良い時」の時間が短い!これをこれから長くしていく必要がありそうです。また、本人は「ストロークが良くなってきたら、ゲームが単調になってしまっている」とのこと。まだまだ、成長の余地があるということでしょうか。まだまだ、これからと信じて・・・
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