女子テニスの新しい傾向はパワーよりも総合力


非常に興味深い投稿記事が公開されました!女子テニスは、パワーから総合力へとシフトしているというのです。その気になる投稿記事は「テニス「WOWOW TENNIS ONLINE::-大会レポート- 第11日 「女子のパワー化」は本当か?」として公開されています。

この全仏に限ったことではないが、最近の女子選手にはまた新しい流れが見える。ベスト8に勝ち残ったサマンサ・ストーサー(オーストラリア)やサラ・エラーニ(イタリア)、ヤロスラーワ・シュウェドワ(カザフスタン)はもちろんだが、4回戦まで進んだアランチャ・ラス(オランダ)やペトラ・マルティッチ(クロアチア)、バルバラ・レプチェンコ(アメリカ)など、パワーやボールスピードで圧倒的な何かを持っていなくても、とにかく動きが良く、総合力の高い選手たちの躍進が目立っていたのだ。

「総合力」というとちょっと曖昧ですが、オールラウンドプレーヤということなのでしょう。これまでのように、圧倒的なパワーとスピードだけではもう勝てないということでしょうか。それにしても、やはりそうして指摘は日本人にとっては嬉しい限りです。どんなにパワーやスピードを追求しても、日本人のような小柄な民族では、到底達成できないから。

上記の投稿記事は更に以下のように指摘しています。

何もセレナの強烈なボールを正面から叩き返さなくてもいいし、誰もがセレナのようにならなくてもいい。強烈なウイナーを打たれてしまったらそのポイントは仕方ないが、試合を通じてそれを最小限に抑えられるように機動力でかき回し、正確にボールを打ち続けて、相手に1発を決められても、その代わりに5発当てればいい。そうすれば勝てるという考え方にシフトした選手が増えているような感覚があるのだ。

個人的には、どうしてそんな簡単なことに気が付かなかったのかな、と思うところもありますが、まっ、それはさておき、上記の指摘は日本人にとっては励みになるはずです。投稿記事は更に続けて・・・

160センチ台のドミニカ・チブルコバ(スロバキア)とエラーニは、相手に2回、3回と余計に打たせてミスを誘い、時には鋭い一撃を放って相手の戦意を挫くようなテニスで勝ち上がった。彼女たちは真正面からのパワー勝負はできない自分の特徴を熟知した上で、相手と戦う方法を考え抜いていた。

上記のエラーニ選手は決勝進出です!164cm の小さな巨人といった感がありますが、これまでは勝てなかった・・・特に上位の選手から勝利したことは皆無に近かったそうですから。そして・・・

ただ強打を打ちまくるだけの選手なら、同じような訓練で大量生産もできるのだろうが、総合力タイプの選手はよほどの才能がない限り、完成するまでにはどうしても時間がかかるし、その数が増えれば全体のレベルを上げる。10代で大活躍するような選手が減ったのは、そんな理由もあるのではなかろうか。

「時間が掛かる」ことは以前から本ブログでも指摘していて、通常の(ストローク勝負の選手やパワーテニス)テニスよりも3~4年多くの時間が必要、とアメリカ人コーチが指摘しています(本ブログの投稿記事「Geoff Macdonald::ジェフ・マクドナルド氏を注目する理由」参照)。

総合力・・・言い換えれば、ショットバリエーションの多さを追求する!世界がそうしたテニスにシフトするなら、日本人選手は、更に多くのショットを身に付ける必要があるかもしれません。ただ、面白いテニス、観客を惹き付けるテニスっていうのは、やはり総合力を駆使したテニスの戦いじゃないかとも感じているわけです!

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