村上春樹氏から学ぶ「抜ける」ということ


走ることについて語るときに僕の語ること村上春樹著「走ることについて語るときに僕の語ること」(文春文庫:2010年6月)を読了しました。実は、この本が村上春樹氏、初体験なんです。まっ、いろいろと理由はあるのですがここでは詳細を記述することは避けておきます。

村上春樹氏は、ランナーだったんですね!更にはトライアスロンもやっている・・・知りませんでした・・・ただ、この本に気になる内容が程よく散らばっていて、「走ること」と同時に「小説家であること」とを程よく解説しているような気がして、時間を忘れて一気読みといった感じで読むことができました。全体の結論としては、「才能が重要だけど、その才能を発見し、向上させ拡張していくために必死になってみては如何でしょう」ってことにでもなるのでしょうか。結構平易な文脈で誰でも楽しめると思います。

本中、村上氏、通常のマラソンではなくスーパーマラソンにチャレンジするシーンがあります。どうやら「100km マラソン」のことを言うらしいのですが、走行中に「抜けた」という経験を記述しています。ちょっと引用しておきましょう。

「何も考えないようにしよう」と意識的に努める必要がなくなった、ということだ。生じた流れを、自動的にたどり続けるだけでいい。そこに身を任せれば、何かの力が僕を自然に前に押しだしてくれた。(p.118)

70km 地点くらいから上記のような感覚がきて「抜けた」と考えてそうです。アスリートが良く表現する「フロー状態」というやつでしょうか。何も考えず、流れままに・・・この状況を知ることは、アスリートにとっては非常に重要なことなのですが、「どうやって抜けるのか」とか「どの段階で抜けるのか」を説明できないことがちょっと難点ですが。

私個人の経験から、また村上氏の経験を書籍を通して知った上で言えることは、「日々努力をしている人に、それは突然やってくる」としか言いようがありません。ただ、日々の努力を継続すること。そうしないと「抜ける」ことはできません。

「抜けた」瞬間、全てが一瞬にして別世界になります。私もこの「抜けた」経験が2度あったんじゃないかな、と感じています。その経験は、いづれ公開することにしましょう。

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