「第36回 千葉県ジュニアテニス選手権大会」は、震災の影響で、3セットマッチが1セットマッチへ変更され、更に大幅に日程が変更ということになっての開催となりました。
シングルス1回戦。娘のサービスからスタート。1セットマッチですから、序盤が重要です(と、勝手に考えています)。長いデュース。ダブルフォルト3つ・・・ただ、安定したストロークを中心に、チャンスがあればドライブボレーやワイドオープンへの強烈なストロークでポイント重ねるという展開でした。攻めるだけではなく、かなり守備的にも向上したテニスを見せてくれました。
対戦相手は、トップスピンのストロークを中心に、左右への動きが素晴らしく、うってもうってもリターンしてくる選手で、ここ1年間ほどで全国大会へも進出している成長中のジュニアでした。それでも、オンコートからのフォアーストロークを中心に展開する我が娘のパワーショットが相手を圧倒していたように見えました・・・
1セットマッチ・・・5-2 40-15 とほぼ完璧なテニスでマッチポイント。圧勝の様相でした・・・しかし、こっからドラマが始まりました。攻める娘のショットがネット。サイドラインを割る、といった展開になり、追いつかれ、デュースをものにできず、5-3 となり、更に続くゲームも落とし、5-4 と追いすがられます。
更に 5-5 と追いつかれ、更に逆転されて 5-6 となってしまいます。そうした展開の中で、ボレーやドロップショットで何とか追いすがり、6-6 のタイブレーク。しかし、追い付いた対戦相手の方に流れがありました・・・タイブレークで 4-7 で結果、敗戦が決まりました・・・
試合開始から試合を観戦していた老夫婦(実は、対戦相手のご両親かと思っていたのですが、まったく関係ないそうです)から、「負けたジュニア選手のお父様ですか?凄いテニスです。素晴らしい・・・後半ちょっと息切れしたようですが、それでも本当によいテニスをしますね~こんなジュニアがいるんですね~」と慰めとも取れるコメントを頂きました。
確かに、これまでの娘とは違っていました・・・なんと、試合中、何度もガッツポーズが飛び出していました。ネットプレーはもちろんですが、この緊張した試合の中でドロップショットも飛び出す・・・私から見ても、これまでの娘とは別人のような試合展開でした。レッスンしていた内容が、要所要所に出ていたような気がします。
担当コーチも試合開始から試合を観戦していて、「良かった!やるべきことをやっていたし、フォアオーのストロークが良かった・・・ネットプレーもあったし、ドロップショットも素晴らしいタイミングだった」と試合後評価してくれました。試合終了直後こそ、ちょっと涙ぐんでいましたが、それでも号泣するようなことがなかった・・・それだけ、自分でも納得のいく内容だったのでしょう。
試合後・・・「あのね~5-2 40-15 で勝ったね・・・ほぼ完璧っておもちゃったんだよね~これが間違いだったね・・・」と反省していました。いわゆる心に隙があった!マッチポイントを迎えるまでのテニスは、今の娘にとっては、ほぼ完璧でしたから。自分でも「出来過ぎ」の内容だったそうですから。
「それがテニス。さぁ~もう次のステージが始まっているんだよ」とは担当コーチからのご意見・・・既に、娘は次のステージを見つめているようで、しっかりクールダウンして帰路につきました・・・



