「前は勝てていた・・・」というプライド


競技テニスに身をおいているジュニア選手・・・「もう、2度とラケットは持たない」と吐き捨ててテニスから身を引いてしまう。そんなジュニア選手を何人見てきたでしょう。中学生、高校生と年齢を重ねていくと、そんなジュニア選手が多くなる。残念ですね~そうしたジュニア選手の親は、「無駄な時間を過した・・・」と嘆き悲しみます。これもまた、残念ですね。

そんなジュニア選手へのエールでしょうか。素晴らしい内容の投稿記事がありました・・・内容は、コーチというポジションからの視線ですが、我々のようなテニスフリークも同じようなことを考えているんじゃないかな。「Memory Board::リセット(2100)」がその投稿記事ですがちょっと引用しておきます(本ブログのフォーマットに合わせているため、改行等のフォーマットを変更していまが内容の変更はありません)。

この前、試合に負けて、落ち込んで、泣きながら電話をしてきた子がいます。
「もう、どうしていいかわからない」
複雑にプログラムが入り混じって、動作が不安定になったパソコンのようです。

よくあるケースですよね・・・記事はさらに続きます。

パソコンのようにリセットできればいいのですが、なかなか簡単にはいきません。

  • 思い切って練習環境を変えてみる
  • コーチを変えてみる
  • 開き直って多くに試合に出場する
  • いったんそのスポーツをやめてみる

いろいろな方法がありますが、どれがいいのかは分かりません。ただ、「やめないでほしい」そう願います。

こうした本音が公開できる・・・コーチがコーチを代えることを手段としてリストすることは、勇気がいることだと思うのですがしっかりとその方法をリストする・・・単純に「練習していないからだ!」と一喝しない姿勢。これが重要です。更に・・・

年齢の低いときに勝っていた子が、だんだんと勝てなくなってくると苦しくなります。体格差がなくなって、周りの子の技術レベルも上がってきて、それまでのアドバンテージがなくなってきます。でも、「前は勝っていた」というプライドはなくなりません。「いつでも挑戦者の気持ちで!」といいますが、簡単ではありません。自分だけが取り残されていく、そんな気持ちになります。

こんな時、巷のメンタルトレーニングはあまりあてにはなりません。親やコーチのなぐさめや激励も皮肉に聞こえます。だから、ただ見守るしかない・・・そう思います。

今は、苦しくても耐えてください。がまんして、がまんしてテニスを続けてください。きっとテニスの素晴らしさに気づきます。テニスを始めたころの喜びや感動がよみがえってきます。そう感じることができたとき、テニスを続けてきたことに感謝します。

日本の教育システムは、「勝つこと」を教えますが、「負けること」や「敗者の扱い方」など、弱者への対応方法を教えない、とは、私が大きな影響を受けている内田樹氏が書籍で記述しています。ジュニア選手が、「前は勝っていたのに・・・」と考え出すのが中学生になって、徐々にそうした気持ちになってくるのではないでしょうか。更に、自由度が増す高校生になると・・・「前は勝っていたのに」の感触が「もう勝てない」、「そろそろ限界」と自分で壁を作ります。そして、「ラケットなんか二度と握らない」へと気持ちが変化してしまう。

そうならないためにも、少なくとも私はジュニア選手を応援し続けたいと考えていますが、私のような第3者が何ができるのか。試行錯誤の毎日です。

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