意識と無意識


池谷裕二池谷裕二1大晦日(つまり昨日・・・)、毎年恒例の積んである書籍の整理をしていたところ、一冊の本を見つけました・・・

池谷裕二著「単純な脳、複雑な「私」」(朝日出版社:2009年5月)池谷裕二2がそれですが、「本を開いてはいけない・・・」と思いつつ、ちょっとだけならと開いてみたのですが、やっぱりこの本、読み込んでしまう・・・出版されて直ぐに購入して何度も読んでいるのですが、やっぱり面白い!本書は、池谷氏が、高校生への講演として実践した内容ですから、高校生でも理解できるはず!ちょっと難しい内容もありますが、大人でも十分に楽しめますよ。

さて、この本の出だし、つまり講演の序盤ということになるのでしょうけど、とっても興味深い内容が目白押しです。特に、「意識」と「無意識」に関する説明は、我が娘には、是非とも理解して欲しい内容です。というよりも、現代っ子には、是非理解しておいて欲しい内容、と言っていいかもしれません。と言うことで、ちょっと引用しておきましょう。

私たちの心には、「意識できるところ」と「意識できないところ」があるってことです。意識と無意識ですね。そして、どっちの世界が広大かといえば無意識。つまり、私たちの行動や思考のほとんどは無意識的な振る舞いです。

でも残念なことに私たちは、意識できるところしか意識できないんですよね。当たり前ですけど。だから、その意識できている自分こそ、自分のすべてであると思い込んでしまいがちなんですよ。

でも本当はそんなことはない。無意識のレベルで私たちはたくさんのことを考えたり、判断したり、決断したり、欲情を生んだり、いろんなことをしているんです。

だから、自分が想像しているほど、自分のことは自分ではわからないんです。「自分のことは自分が一番知っている」なんて思い込みは、ちょっと傲慢(ごうまん)で、危険ですらある。他人の方が、案外、自分のことを理解してくれていたりするでしょう。(p.18-19)

「自分で自分を決めてしまう・・・」ということは、脳科学の世界では危険な判断、と解釈できる・・・他人の自分への評価をもっと素直に聞き入れること、それが脳科学の世界では重要である、と言うことを主張していますよね。この無意識の世界を知っているだけでも、または自覚できることで、更なる上を目指せると思うわけです。

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