全国レベルへいっても、多くのジュニア選手は、「ラケットをボールに当てている。それが日本の現状です」とは、最近、お会いしたコーチの口癖です。まずは、コートを走りまくって、ラケットをボールに向けて出すと、ラケットがボールに当たって相手コートに返る、というのが特に日本女子ジュニア。
そうではなくて・・・
「ボールをラケットで潰す・・・当たりは厚く、ボールが来るのを待つのではなく、自分からボールへ向かっていき、追いついたらボールを潰す、というテニスをしなければ、世界では戦えない・・・」
もうこうなると私のような素人では理解できないレベルの表現ですが、どうやら娘には、こうした言葉はヒットしているようです。フットワークまで変化してきているのは驚きとしかいいようがありません。暫くは、静観しますが、一度、娘にはどういう意味かを確認してみたいな・・・
私の現在の理解は、ボールを潰すとは、まずは、ラケットのスウィートスポットで捕らえ、勢いを使ってフォロースルーで大胆に振り抜いていく感じでヒット。そのためには、コンパクトなテークバックと細かなフットワークで確実にスウィートスポットで捉える必要がある・・・これが正しいとなると・・・完成するまでには、気が遠くなるような時間が必要だな・・・
上記に関連して、Twitter ではお世話になっている小林正徳氏(@tennisdoctor_k)よりつぶやきを頂きましたので、ちょっと引用しておきます。
厚いというのは、「ボールを潰して打てている」という意味です。ですので、フラット・スピン・スライスでも使う言葉です。逆に薄い当たりというのは、『表面上を撫でている』という意味で使います。(Tweet より)
上記は、「ボールを厚く打つ」ということに関して質問した時に頂いた Tweet(つぶやき)です。我が娘は、「厚く打つ」を「フラットの打つ」と勘違いしていましたから、とっても参考になった Tweet です!
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