全入時代・・・大学進学を模索


いよいよ「全日本ジュニアテニス選手権」が始まりましたね。きっと大阪では熱戦に次ぐ熱戦なのでしょうね。まだまだ全日本は夢の中の我が家ですが・・・いつかきっと、と思いながら、ジュニア時代最終年を迎えようとしています。

肝心の娘はというと・・・流石にテニス漬けになっている毎日ですが、それでも大学進学が気になるようです。我が家の文化では、大学への進学は必須!私、我妻の個人的な経験から、大学における「全ての出会い」は、人生において最も重要だと考えているからなのですが、どうやらテニス界では、大学進学どころか高校進学すら「世界で戦うテニスプレーヤには、学校での時間は無駄である」といった風潮があるようです。私個人としては、全くこれには賛成できませんし、こうした考え方は一部の方だけの「偏った考え方」と信じたい。

さて、大学進学に関しですが、最近の大学はオープンキャンパスというのがあって、入学前に、興味のある大学の授業や部活動を体験することができます。今や当たり前のようですが、昔はなかったような気がします(と言いつつ、私の高校生時代は地方の高校でしたから、知らなかった、行けなかっただけかも・・・)。周囲の高校生やその御父兄からも大学進学に関する話題が増えてきました。

高校で本格的にテニスをやると(テニスだけではないかも・・・)、当然ですが学業で受験を考えている高校生に比べれば、その点で後れをとっていることは認めなければいけません。よって、テニスの戦績があれば、その戦績を利用して大学進学を検討することができるのですが、そうしたテニス人にとっては、ちょっと耳の痛い投稿記事、「池田信夫 blog::大卒はなぜ職にあぶれるのか」を見つけましたので、参考までに引用しておきましょう。

(前略)問題は、なぜ大卒労働者の超過供給がここまでひどくなったのかということだ。

(中略)その最大の原因は大学の定員を増やしすぎたことにある。1985年に26.5%だった大学進学率は2009年には50.2%になり、学生数は184万人から284万人に増えた。90年代前半までは「団塊ジュニア」が増えたので大学の定員を増やしたのはやむをえないが、学齢人口の減った90年代後半以降も文科省は大学の認可を増やした。

それによって定員割れが起こると、「AO入試」や「推薦入学」などの名で実質的に大学入試をなくした。そのためAO・推薦で入る学生が50.8%にのぼり、早大の政経学部でさえ一般入試を受けた学生はわずか40%という学歴のインフレが進んだ。

その結果、企業の人事担当者も、国立大学と一流私大以外は学歴をみて採用しなくなった。私大の半分以上は入試を受けていない「水増し」学生なのだから、偏差値がもはや学力のシグナルにならないのだ。

テニスの戦績があれば、上記で指摘されている「AO入試」とか「推薦入試」が有力な大学進学の方法ですよね・・・上記の記述を読むと、何となくそうした入学方法は「NG」のような感覚になりますよね。ただ、大学も学生を集めるため(結局は、大学運営には学生が集まらなければ意味が無いのですよね・・・)必死なのでしょう。スポーツは、学生を集めるためには、大切な手段のようですし。

ただ、上記の投稿記事でも主張されているように、「企業は、大学のブランドや偏差値等で学生を選ばなくなった」というのは事実です。私は、だからこそ、高校時代は、テニスに没頭できるのでは、と感じていますが。娘は、やっぱり学業成績は気になるようで・・・

また、上記の投稿記事で「学歴のインフラ」に関しては、「アゴラ::古い企業システムの生み出す大学のインフレ – 「学歴の耐えられない軽さ」」が参考になりますので、気になる部分を引用しておきましょう。

大学の危機が叫ばれて久しい。(中略)私立大学の半分以上が定員割れで、教育の成り立たない大学が増えている。偏差値の高い大学でも、早稲田大学の政治経済学部の入学者のうち、一般入試は40%しかいない。大学の偏差値ランキングを落とさないために一般入試を絞り、推薦入学などで水増ししているためだ。結果的に偏差値は高いが学生の質は落ち、学歴のインフレが進行している。

企業の人事担当者もこうした実態を知っているので、大学の偏差値を信用しなくなった。特に偏差値の低い大学の扱いは専門学校以下で、大学を卒業してから(大学院ではなく)専門学校へ行く学生が増えている。講義の内容も専門学校化し、特定の資格を取るための学科が増えている。一部の難関校を除いて大学そのものがインフレになっており、今や専門学校より役に立たない一般教養を教える機関にすぎない。

スポーツによる推薦入学が「学力を落としている」という解釈はしたくないけど・・・それでも、最近の大学は、スポーツ推薦で体育関連以外の一般学部に入学できるようになってきた現実をみると、ただただ反論していてはいけないのかもしれないね・・・

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